どうもみなさん、こんにちは。
前期と引き続き、伝説ありダイマなし環境で最終2桁を達成することができました。
リアルの用事で前日22時くらいに撤退しましたが、無事結果を残せて良かったです。
【使用構築】
【構築経緯】
カバorバンギザシノラゴンが基本選出として優秀な並びであることから引き続き軸として使うことに。
この並びできつい受けループ、運ゲーになりやすいザシアンミラーに強く出れる2枠を探していると、前期少しの間だけ使用したスカーフラティオスを組み込んで未来予知とトリックを駆使することで崩せるのではないかと思い、採用した。
また、ザシアンに対して後出しが効き、対面操作できる技を持つポケモンとしてゴツメウルガモスを採用した。
前期と違い、ザシアンミラーに対する勝率を高めるために組むよう意識した。
【個体紹介】
カバルドン、ザシアン、バンギラス、ウオノラゴンはS21からの続投です。
この4匹は、前期との変更点だけ解説します。
カバルドン@オボンのみ すなおこし
わんぱくHB
あくび/ステルスロック/じしん/ふきとばし
特に変更なし。
ザシアン@くちたけん ふとうのけん
ようきHS → ようき 191(188)-211(164)-138(20)-×-137(12)-202(124)
調整意図
H 8n-1かつ6n-1 ゴツメや宿り木等意識
A 余り、できるだけ多く振れるよう意識
HB 陽気A252ランドの地震で162 ~ 192 (84.8 ~ 100.5%)乱数1発 (6.3 %)
A4ランドの地震+ゴツメで 165 ~ 193 (86.3 ~ 101 %)乱数1発 (6.3 %)
HD 臆病C252眼鏡バドレックスのアストラルビットで 160 ~ 190 (83.7 ~ 99.4 %)
S 最速130族抜き抜き
スカーフ以外のムゲンダイナを上から縛るためにSを201以上にし、最低限の耐久を確保して攻撃に余りを割いた。
きょじゅうざん/じゃれつく/ほのおのキバ→インファイト/つるぎのまい
ドラン、ヒトムに対してノラゴンを出さなければいけないのが窮屈に感じ、選出幅を広げるためにインファイト採用。
ほのおのキバの対象であるナットレイに関しては、インファのせいで負けたという試合がなかったため問題なかった。
ギルガルドに関しては、回復ソースを持たないためサイクルで負荷をかけて突破できたり、ウルガモスを採用しているため、問題ないと判断した。
ヌケニンに関しては、うちのパーティに出てくることがないので特に気にしていなかった。
バンギラス@脱出パック すなおこし
いじっぱりHA
ストーンエッジ/かみくだく/ばかぢから/でんじは→だいもんじ
でんじは打つ機会があまりなかったのと、メタモンにコピーされた時に裏にでんじは通されるのを嫌い、ナット意識の大文字を採用した。
ウオノラゴン@こだわりハチマキ すなかき
いじっぱりAS → ようきAS
準速ウオノラゴン意識の調整が目立っていたため、最速に。
ねむるよりウオノラゴン意識のドラゴンダイブが欲しい機会が多いと思い、採用した。
ひかえめCS
受けループ、ヌオー、ドヒドイデ、スカーフヒヒダルマ対策として採用。
臆病だとりゅうせいぐんで無振りヒヒダルマが乱数であるため、控えめにしている。
控えめの弊害として、スカーフウーラオスの上を取れていないというデメリットもあるが、ヒヒダルマに対する奇襲性能を優先した。
みらいよちの採用理由として、ドヒドイデ、トリトドン、ヌオー、サンダー等のザシノラゴンに出されかつラティオスに居座らないポケモンと対面した際に打ち、次のターンに後出しされたポケモンに対して有利なポケモンを繰り出し、相手に対してそのポケモンを捨てるor裏を捨てるの択に迫ることができる。
例
1ターン目 自分 ラティ みらいよち 相手 トドン→ザシアン交代
2ターン目 自分 ラティ→ウルガ交代 相手 ザシアン きょじゅうざんorつるぎのまい
3ターン目 自分 ウルガ オーバーヒート 相手 交代orザシアン居座りでどちらか死ぬ
また、カバルドンや後述するウルガモスのふきとばしと合わせることによって、悪タイプや守る等でみらいよちを受けようとする相手に対して裏のポケモンを削ることができるため、構築単位で非常に相性が良かった。
サイキネは、連発できる一致技として採用。ランドドヒドを意識。
トリックは、ラッキー、トリトドン、ヌオー、ホウオウ、ネクロズマ等に対して行動しづらくするために採用。一応、ザシアンの半減技で縛り、つるぎのまいの起点にするといった動きも取れる。
ずぶとい 191(244)-72-128(252)-155-125-122(12)
調整意図
H 8n-1
HB 数値が足りないため、できるだけ高く
S 無振り100族抜き抜き
オーバーヒート/とんぼがえり/こらえる/ふきとばし
個人的ザシアン受けNo.1ポケモン。
ザシアンに後出しして、とんぼがえりにより不利対面を作ることなく、こちらのアタッカーを押し付けることができる。この芸当はウインディにはできないため、大きな差別化となっている。
ザシアン受けのついでに、ゴリランダー、ハッサム、フェローチェに対しても受け出すことができる。
また、この構築は受け回すことができないため、再生技がないのも気にならなかった。
オーバーヒートを打った後は起点になりやすいため、回避用としてふきとばし、ゴツメとほのおのからだチャンスを増やすためにこらえるを採用した。
つるぎのまいを採用していないザシアンに対しては、こらえるをあわせて最低4回ゴツメを入れることができるので、上記のみらいよちと合わせて臆病オーガのスカーフ潮吹き耐えザシアンですらラティのサイキネ圏内に入れることができる。
【選出と簡潔な立ち回り】
vs ザシアン
① 水枠がレヒレ
カバザシノラゴン
初手500%レヒレ出されるのでザシアンから入る。よく組まれているゴツメランドにきょじゅうざん一発入れれば、ザシアンがどこかのタイミングで舞ったり、ノラゴンとランド対面を一度でも作れば崩せます。
② その他
ラティウルガザシアン
ラティウルガだけでザシアンを処理できるので、その後ザシアンかラティを通す。
vs ムゲンダイナ
① 受けループ
カバラティノラゴンorザシアン
カバのステロあくびで対面操作しつつヌオーにラティを合わせて未来予知。その後、未来予知に強いポケモンを吹き飛ばしで流し、ヌオーかダイナを飛ばす。@1がラッキーとかならノラゴン合わせてエラがみ打ってもよし。
② その他
カバザシノラゴンラティウルガから3匹
カバザシノラゴンで出すならどこかで読みを通すことが必要。劣勢の時は、ダイナに対して放射読みでエラがみでこだわったノラゴンをつっぱらせる立ち回りもした。無振りダイナはエラがみきょじゅうざんで落ちます。
ダルマ入りの場合は初手スカーフラティから入る。ラティを受けれるポケモンがギルガルドしか存在しないことが多く、ギルガルドに対してはウルガを投げてから対面操作し、ザシアンかラティでガルドを削って最終的にラティかザシアンを通すプランを取っていた。ガルドが出てこなくて、ダルマがスカーフじゃなくてダイナがスカーフ以外ならラティで一掃できる。
vs カイオーガ
① メタモン入り
バンギラティノラゴン
相手とのかみ合いがないと正直厳しい。バンギから入り、初手雨オーガならノラゴンバックからメタモンの後出しを許さないように立ち回る。
オーガランドロンゲメタモンみたいなやつは、メタモンが出てこなくて初手ランドのオーガロンゲで来るため、初手バンギで脱出してノラゴンでエラがみを打つと勝てるはず。これは、最終日に負けてから結論が出ました。
② エスバ入り
カバザシノラゴン
これもまた厳しいが、だいたい初手エスバから入られるのでカバを合わせてからあくびで操作する。
③ その他
バンギラティザシノラゴンウルガから3匹
全員で削ってノラゴンかラティかザシアンを通す。
vs黒バドレックス
バンギ確定ラティノラゴンウルガザシアンから選択(ノラゴンウルガが多い)
初手バンギで格闘枠以外なら出し勝ちで脱出展開でノラゴン通す。そうでないならウルガでケアする。ゴツメで水ウーラさえ削ってしまえば相手はエラがみが受からない。
取り巻きがノラゴンを通しにくそうならラティやザシアンを出すことも考える。
vs ゼルネアス
ザシアン確定バンギノラゴンorバンギラティorウルガラティ
相手のウルガ意識でバンギを持っていくことが多い。ゼルネメタモンの場合、コピーされないよう立ち回らなければならない。
vs イベルタル
① トドン、ドヒド入り
カバorバンギラティザシアン
トドンやドヒド起点に未来予知を打ち、その時交代で出されたイベルタルにザシアンを後出しし、サイクルを崩壊させる 。
② その他
カバorバンギザシノラゴン
ナットレイでノラゴンを見てることが多く、他で削ればノラゴン通るし、イベルがスカーフじゃないのが透けたらザシアンを通す。
vs ホウオウ
カバラティノラゴンorザシアン
初手はだいたいホウオウなので、ステロ→あくびで展開、トドンやドヒドにラティを合わせて未来予知をし、未来予知を受けにきたホウオウにブレバケアでカバを出し、吹き飛ばす。
エルフ入りのホウオウループにはザシアンを選出した。
vs ジガルデ
カバザシラティorウルガ
環境にはジガルデメタモンしかいなかったので、初手のポケモンをザシとラティウルガを絡めて倒し、数的有利を取ってからカバでジガルデの起点にならないようにステロあくびふきとばしを駆使して盤面をコントロールし、ジガルデとは別のポケモンがステロダメで死にそうなタイミングでザシアン後出しする。
vs その他物理伝説
① トドンドヒド入り
カバラティザシアン
② その他
カバザシノラゴン
vs その他特殊伝説
① トドンドヒド入り
バンギラティザシアン
② その他
バンギザシノラゴン
これらの立ち回りは、上記の同じような選出の時と余り変わらないです。
詳しい立ち回りは、Youtubeに最終日の動画を載せておくので、そちらを参考にしてください。リンクはブログの一番下に貼っておきます。
【苦手な並び、ポケモン】
・オーガメタモン
構築単位で切っていました。択頑張る。
・マンムー
カバであくびステロを打ち、タスキを破壊しながら流す。
・ゼルネメタモン
選出段階でこちらに不利なじゃんけん
ザシアンを出さないとゼルネが処理できなく、メタモンが壁によるきょじゅうざんに対しての後出しが効くため、厳しい。
取り巻きにランドウルガがいることが多く、それらのポケモンにもかなり消耗させられる上に、ゼルネ出されなかったときにザシアンが相手の餌でしかない。
・スカーフエースバーン
かえんボールの一貫を作らないよう心がける。
カバルドンの体力を大事にしながら立ち回る。
【結果】
TNふむ 最終124位 最高最終2037
TN上村莉菜 最終85位 最高最終2060
【最後に】
前期と引き続き同じギミックを使っていたため(Youtubeで最終日1週間前に紹介された)、脱出バンギノラゴン型バレ前提の立ち回りをされましたが、バレても強いギミックであったのに加え、新ギミックであるラティウルガが活躍し、勝ち切ることができました。
シーズン終盤にオーガの強さに気づきましたが、構築がまとまらず2ロムで同じ構築を使うことになったので、今期はまとまればオーガで走りたい気持ちです。
立ち回り等気になるところがありましたら、Twitterの方でDMしただければいつでも答えますので、気軽にお願いします。
また、Youtubeの方で最終日の対戦をすべて出す予定なので、よろしければチャンネル登録の方もよろしくお願いします。
一部解説動画も作る予定ではあるので、希望があればその試合の解説もしたいと思っています。
長くなりましたが、今シーズンも上位目指して頑張りたいと思います。
それでは。
【リンク】