【SV S27~29】復活の眼鏡ミライ

どうも、ふかです。
3シーズン連続で使用した眼鏡ミライ軸になります。
この発想が今後に活きることを考えて、記事を書きました。

【使用構築】

S27  テツノカイナメタモン
S28  アーマーガア
S29 

【結果】
S27 TNキラーボール 最終17位 最後1桁チャレ負け終わり
S28 TN閃光 最終21位
S29 TNボムへい 最終45位

【構築経緯】
月単位でポケモンにかけることのできる時間が少なかったため、練度のある壁+眼鏡ミライドンを軸に新たに練り直すことにした。

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基本的にミライロンゲワダチウーラで広く見ることができるため、他の枠を見直すことにした。
一部積み系統の選出抑制のためのメタモンは一旦続行。
ゴチルゼルは構築の匿名性を下げる他、コライ軸の構築の完成度が当時と比べ上がっていることから、コライに対して厚くみることにした。
その際、コライに対してテンポを取れるペリッパーを試したが、あまりにも貧弱すぎる+見え見えの対策で、釣られまくって逆に押し切られると言った欠点があった。
ここで、Bブーストテツノカイナであれば、コライを受ける+起点にして切り返しが可能であると考えた。
構築単位で重かった電気テラスパオに対しての解答にもなったり、壁とも相性が良く、構築に足りなかった積み要素を組み込むことで、戦術の幅が広がった。

S28では、S27に結果を残した5位のミライ軸に同じようなテツノカイナが入っており、浸透したことから、S27ほどテツノカイナで圧倒することができなくなった。
最終日になかなか勝ち切ることができず、2桁中盤あたりをうろうろしていたところ、メタモンの選出率が異様に少なかったことと、コライザシアン系統のヘイラッシャを呼ぶ要因になり地割れでテンポを取られること、眼鏡スカーフバドの増加から積みバドの減少などを踏まえ、メタモンを変える選択をとった。
@1で欲しい要素が、重い毒菱系統に抗え、カイリューザシアンあたりに弱くない、見た目浮いているポケモンが欲しかったため、霧払いアーマーガアを採用した。

S29では、同様の構築を回していたが、ルナアーラの増加からステロを撒いた方がテンポを取れる、メタモンを抜いたことによる積みに対して抗う手段、増えていた受け系統を厚く見るため、ステロまきびし吹き飛ばしエアームドを採用して、一旦完成とした。

【コンセプト】
・幅広く崩せる眼鏡ミライで数的有利を取ってからの壁展開による安定した試合運び
・壁+拘りによる隙をついた崩し
・壁+積みのシンプルな勝ち筋
・壁+パラボラにより相手に見えない勝ち筋を残す

【個体紹介】

H 16n+1(たまたまだが、グラスフィールド意識)
HB 200鉢巻ウーラオスインファイトを最高乱数切り耐え
HD 217眼鏡黒バドのアストラルビット確定耐え(~192)
C できるだけ高く
S 最速100族+2, 準速オオニューラに下を取れるように

以前からの変更点として、妖テラス→水テラスにして、C特化レベルまで上げることにより水テラバによりチョッキガチグマやランドロスを、流星群により草キョジオーンをかなりの確率で葬ることができる。

【参考】
195-132の+1ランドロスに186~(68.7%)
201-108(眼鏡ミライの流星耐え調整)の+1ガチグマに228~
207-156のキョジオーンに190~(56.2%)

これにより、電気の一貫を作り、容易にイナドラやパラボラで詰めることができる。
また、不意の地面テラスなども貫通したり、ハッサムやウーラオスの先制技に耐性がもてるのも偉かった。
壁+回復技は目に見えて強く、相手の詰めルートを潰しつつ捲ることができた。
3シーズン通して、出さなかったのは1回のみ。

HB 200鉢巻ウーラオスインファイト確定耐え(~190)
178ディンルーの地震だいたい2耐え(99.7%)
HD 217黒バドのアストラルビット確定耐え(~190)
187眼鏡ハバタクカミのムーンフォースがテラスor壁で165~(87.5%で耐え)
A なるべく高く
S 準速70族抜き抜き、遅いウーラオスルナアーラをだいたい抜いているライン

以前からの変更点として、電気テラスパオジアンとウーラオスが対峙する場面があまりないため、ウーラオスの鉢巻インファイト耐えまでBラインを下げ、代わりにSラインとD方面の耐久に割き、取れる選択肢の幅を増やした。
カイナの採用により、選出率は少し下がったが、襷の貫通、急所によるBup無視の要素、対グライオン性能は構築にとって欠かせなかった。
気をつけていたこととして、初手ウーラは出し負けた時に眼鏡バドやミライドン等、相手にテンポを取られる可能性が高いのでほとんどしていない。

H カタスト意識で偶数
A +2冷凍パンチが無振りハバタクカミに129~(87.5%)
+1冷凍パンチが196-156ランドに188~(81.2%)
B 特化、B>Aになるように
HD 特化ミライドンの流星群確定耐え(~228)
S 遅いガチグマ全般に上を取れるように

色んな攻撃を耐えて捲る神。
特に壁と合わせた時は凄まじく、5世代の壁ビルドレインローブシンを超えた老武神・極と化していた。
コライ軸だけでなく、ミライドン、黒バド、ザシアンなど幅広い伝説に選出していた。

HB Dに振った余り
HD 187ハバタクカミのムーンフォース確定耐え(~200)

変更点は、カイリューを意識したゴーストテラス、攻撃技を物理アタッカーや黒バドに対する負荷となり、色々なポケモンの身代わりを壊せる可能性の高いイカサマとした。
かわらわりが環境に減っていたこともあり、壁を割られることがほとんどなかったため、仕事をせずに帰ることはほとんどなかった。

変更点、なし。
もう少しアタッカーよりにしてもよかったかなとは思うが、この耐久の使用感になれていることもあり、据え置き。

HD特化、端数と性格補正はBに。

見た目採用枠。
構築に足りない、ステロ枠、受けループ破壊要素、見た目の地面一貫切り、対カイリュー性能を埋めてくれた。
最終日にいきなりつかったので、想定を超えることはなかった。

 

選出パターンは最終シーズンのため割愛

 

【主な勝ち筋】
・眼鏡ミライで荒らす→壁ロンゲ→詰め(眼鏡ミライ、剣舞カイナ、ウーラオス)
・初手両壁or片方壁→むりやりミライバックからの荒らす→詰め
・ミライ、ルナアーラ入りにはワダチではたきまくり(ゴツメ、残飯、スカーフ、鉢巻等)、裏のポケモンが安全に戦えるように場を整える。

【感想】
日々の疲労でなかなかポケモンに触れることが出来ず、得意なルールで全力を出し切ることができなかったのは後悔だが、レギュGを機に伝説ルールで安定して成績をおさめる力はついたと思うので、レギュI以降も余裕のある月は1位を目指して頑張っていきたい。

スペシャルサンクス】
・はるちー
色々いつもありがとうございます。
おかげさまでポケモンを両立できております。