【剣盾S30】炎上鳳凰ジガルデ【最終8位/28位】

どうもこんにちは、ふかと申します。
S30では、禁伝2体ルールで初めて2000越えを達成し、剣盾で初めての最終1桁を取ることができました。

 

【使用構築】

 

【結果】

TN 更科るか 最終8位 最高最終2076

TN ふむ 最終28位 最高最終2031

  画像画像

 

【構築経緯】

5月頭にYoutubeでザシオーガの練習していたところ、友人のしざよさんからボルトメタモンジガルデを提案され、考察を始めることに。

この並びできついポリ2やヌオーに対して合わせるだけでeasy win出来るゴチルゼルと、いたずらごころの通らない悪タイプに対して強く出れるスカーフミミッキュ、ラスト禁伝枠を麻痺を巻いて上から制圧できるカイオーガでコロコロ回してました。

ミミッキュカイオーガ

しかし、スカーフミミッキュの動かし方の難しさや、痺れ待ちするしかない局面が多くなってしまい、王道ジガルデの厳しさを知りました。
そこで、ジガルデの積み技を竜舞にすることで、麻痺を入れずとも上から制圧出来るようにしました。
また、元々禁伝枠が余っていたため、展開役としてミミッキュの代わりに両壁スカーフホウオウを採用し、初手ダイマやザシアン+地面枠などのメジャーどころの並びに対しても安定して展開できるようにしました。
最後に、ホウオウがきつい初手オーガに対する引き先兼ホウオウと相性補完の取れている、HD残飯ナットレイを採用しました。 

カイオーガホウオウナットレイ

 

【コンセプト】

・ホウオウナットでダイマックスをいなし、竜舞ジガルデを通す。

・サイクルで削りを入れ、スカーフホウオウを通す。

・対象ポケモンを強烈に誘い出し、ゴチルでeasy winする。

 

【個体紹介】

ボルトロス@だっしゅつボタン いたずらごころ

でんじは/かいでんぱ/いばる/イカサマ

わんぱく 186(252)-135-134(252)-×-101(4)-131

初手に出して、特殊に対しては怪電波やでんじは、物理に対してはでんじはをし、後続のサポートをする。
脱出した後も、クッション役となったり再度起点作りすることも可能。
でんじはの入らない霊獣ランドロスゼクロムなどに対しては、初手から威張っていき、裏のメタモンでコピーする。
最終日に投入した型だが、実際に威張ったのは3回であり、内1回は外れ、2回は当たったけど自傷を引いてないので、むやみやたらに威張るのはやめよう。
悪タイプがいるだけで行動が制限されるので、選出率は一番低い。

前日まではカバ絡みに強い型を使っていたが、カバとマッチングしなかったため、起点作成型に変更した。

fukada1215.hatenablog.com

 

メタモン
メタモン@きあいのタスキ かわりもの

へんしん

H252

構築にいるだけで相手の選出の幅を狭めることができる。
持ち物はスカーフが余っていないため襷を持たせているが、威張るの混乱自傷であったり相手視点スカーフの可能性を考慮すると引いてくる択もあり、こちらに有利な同速勝負を仕掛けることができる。
ムゲンダイナ入りに対しては初手から入ることもあり、初手ムゲンダイナに対して型判別をして、ダイマ砲採用型はそのまま突っ張り、ない場合はジガルデで起点にできる。
今までザシバドを使っていてずっと忌み嫌っていたが、正しく使えば伝説級に強いポケモンであると実感した。


ホウオウ

ホウオウ@こだわりスカーフ さいせいりょく

せいなるほのお/ブレイブバード/リフレクター/ひかりのかべ

いじっぱり 213(252)-187(156)-110-×-174-123(100)

参考元

marize-poke.hatenablog.com

初手に出して、物理に対しては聖なる炎やリフレクター、特殊に対してはひかりのかべ、また状況に応じて殴る選択や初手ダイマも行った。
初手霊獣ランドと偶発した時は、よほどホウオウが試合の鍵になっていない限り聖なる炎を押していた。
理由として、火力のない岩石封じならH振りだけで耐える、相手視点は交代を読んで岩技以外の選択肢を押す可能性がある、命中含め47.5 %で火傷を引けばかなりのアドバンテージを取れるからである。
後述するが、ランドロスはジガルデの起点対象であるので岩技で倒されてもそのままジガルデを展開する。
スカーフ込みで黒バドまで抜くか最後まで悩んでいたが、原案の絶妙な耐久とパワーどちらも落とせず、また、だいたいのザシアンに上を取れていたため、このままの調整を使い続けた。黒バドに関しては、Bに厚く割かれたスカーフ型が環境に多く、ワンパンできるわけでもないので、問題はなかった。

 

ナットレイ

ナットレイ@たべのこし てつのトゲ

ジャイロボール/タネマシンガン/やどりぎのタネ/まもる

なまいき 181(252)-114-152(4)-×-184(252)-22

オーガ受け兼ダイマ枯らし
ダイマ枯らす&宿り木残飯の回復量稼ぐために守るを入れたが、オーガ入りにゴチルがいると出せない点から鈍いや剣の舞を採用するのも一考の余地あり。

 

ジガルデ

ジガルデ@いのちのたま スワームチェンジ

サウザンアロー/げきりん/ストーンエッジ/りゅうのまい

ようき 184(4)-152(252)-141-×-115-161(252)

今回の地雷枠。
元々火力がないため攻撃全振り、最速ゼクロム、レシラム等90族組に上から攻撃する選択肢も入れるために素早さ全振りとした。

主な起点対象: 霊ランドロス/サンダー/バンギラス

216球霊ランドのダイジェット (130)  146〜173
194球サンダーのぼうふう 136〜161

この3匹は相手の構築にいれば必ずと言って良いほど選出されるため、ホウオウやボルトロスでお膳立てし、舞うチャンスを伺う。
りゅうのまいとサウザンアローは確定として、サブウェポンに、ダイマックス時のダイアースを浮いてるポケモンに透かされないように一貫して打てる一致技として逆鱗、ヌケニンやホウオウに対する打点としてストーンエッジを採用した。
また、ホウオウのところで述べた初手ランドホウオウ対面せいなるほのお押しの追記になるが、165-110ランドに対して
187ホウオウ(A-1)のせいなるほのお 64〜76 
152ジガルデ(A+1)の球ダイドラグーン(140)  212〜251
となり、ジガルデの舞のタイミングでダイマを切られたとしても倒すことができる。
また、こちらのみがダイマ権を持っているときはポリゴン2を突破することもできる。

ゴチルゼル

ゴチルゼル@カゴのみ かげふみ

アシストパワー/コスモパワー/ねむる/エナジーボール

ずぶとい 177(252)-54-161(252)-115-130-86(4)

easy win量産ポケモン。安定して勝ち続けれたのはこのポケモンのおかげである。
ジガルデやメタモンといったポケモンの存在から、このポケモンがいるにも関わらずヌオーやポリゴン2の選出率が極めて高いので、積極的に選出していく。
ポリゴン2やヌオーが選出されていない場合、もれなくジガルデが通る。
技構成だが、アシストパワー、コスモパワー、ねむるは確定として、シーズン終盤にヌオーがゴチル対策で鈍いや黒い霧を持ち始めたため、それを咎めエナジーボールを採用した。
ギリギリまでコスパや眠るで遊んでから打つエナジーボールは脳汁の塊でしかない。

202-86ヌオーにエナジーボールが 180〜216

 

【選出】

・ホウオウナットジガルデ
迷ったらこれ。ホウオウナットでくるくるしつつ、起点対象がきたら即ジガルデ展開。ポリ2であれば、この選出でもなんとかなる。

・ホウオウorボルト ジガルデゴチル
ポリ2、ヌオーさえなんとかできればジガルデ通せる時。

・ホウオウジガルデメタモン

対面選出。主に対イベル入り。

・ボルトメタモン@1

ゼクロムであったり、再戦時の選択肢として。

 

【重いポケモン

ヒヒダルマ

初手メタモンでごまかし。だいたいイベル入りに入ってるが、イベル入りもヒヒダルマきつい選出してるから基本11交換できる。

カバルドン

最終日前日までボルトをカバに勝てるやつにしてたけど、1回も当たらなかったので型変えたら最終日2回当たって負けた。

・ムゲンダイナ

初手メガネダイマ砲とかでぶっ壊れちゃうのでメタモンでごまかし。

・トレースポリゴン2

上記と比べて特別重いわけではないが、ジガルデが個性的な特性のせいで発動せずに、かげふみをトレースしやがるので、はめるには工夫が必要。

 

【最後に】

最終日は両ROM20載せてから負けなしで爆勝ちできたので21も目指せましたが、5000位のヤドランに3タテされて心が折られ、2桁3人倒して元のレート+10くらいにして撤退しました。プレイングが上手い方が多く、1戦1戦熱い試合でとても楽しかったです。

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